1年振りに進出したファイナル4の舞台。
Bブロックを2位で突破した慶應は、Aブロックを1位で突破した因縁の相手、早稲田大学との一戦に望みました。
朝一番の試合にも関わらず、たくさんの慶應ラクロス関係者の方が応援に駆けつけてくださいました。本当にありがとうございました。
早稲田大学は、今年5月の早慶戦では慶應の目指すラクロスが思うようにはまり、快勝することができた相手です。早稲田はリーグ戦初戦で一橋大学に負け、苦しみはしましたが、終わってみれば混戦のAブロックを1位で勝ち上がってきました。高い身体能力と個人能力を生かしたラクロスで相手をねじ伏せてきた昨年度学生関東、全日本王者。早慶戦では勝利はしたものの、非常に強いチームであり、難しい相手です。
それでも、目標である日本一のためには避けては通れない相手を前に、試合前からスカウティングやミーティング、練習と主将永島(法政 4年)やOFリーダー田中(法政 3年)、DFリーダー相川(法法 3年)を中心に勝つために万全の準備をしてきました。
2011年11月3日10時00分、運命のFO
試合は前半、慶應はオフェンスでもディフェンスでもどこか噛み合わず、いつも通りのプレーが出来ません。早稲田の個人技とパスを上手く織り交ぜたオフェンスで得点を重ねられてしまいます。オフェンス面でもオンボールの極めて強い早稲田ディフェンスと、反応が素晴らしく良いゴーリーを相手になかなかゴールへの活路を見いだすことが出来ません。前半終了間際になんとか1点は返すものの、結局2Qを終えて1ー8と大きく引き離されて後半へ。
しかし、苦しい展開ですが、絶対に諦めずに苦しい時こそAll Out 出来るのが今年の慶應です。
3Qに入り、ハーフタイムにクロスチェックにより得たエキストラマンオフェンスで序盤に1点を返すと、徐々に波に乗って行きます。3Qが終わり、3ー9と徐々に差を詰めると、4Qに入り、ついに慶應が本領を発揮します。ディフェンスではプレスで何度も相手をつぶし、オフェンスの機会を増やし、早稲田にオフェンスをさせません。流れは完全に慶應ペースとなりました。ここで慶應オフェンスもついにベールを脱ぎます。4連続ゴールで残り6分、ついに2点差まで早稲田に詰め寄ります。しかし、ここから1ゴールが遠い。何度もチャンスを作り出すものの、早稲田の死に物狂いな守備の前に、なかなかゴールを奪うことが出来ません。そして前掛かりになった慶應ディフェンスの裏をつかれ、追加点を許してしまい、万事休す。結局、7ー10で敗れてしまいました。
日本一を掲げて始まった2011慶應義塾大学男子ラクロス部は、ファイナル4敗退という結果をもって終わってしまいました。これまで、数多くのOB、OGの方々に大変お世話になり、多大なるご迷惑もおかけしました。貴重な時間を割いて後輩である私達の試合を見に来て下さった方々、どこかで慶應ラクロスを気にしてくださった方々、見えない所で沢山の協力をして下さった方々、そして家族や両親など、本当にたくさんの人達に支えられて私達はラクロスをすることが出来ているのだと、今シーズンを通して改めて確認することが出来ました。慶應ラクロスに関わるすべての方々に深い感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。
日本一という最高の形で感謝の気持ちを表すことが出来ず、悔しい気持ちで一杯です。今シーズンは終わってしまいましたが、アーセナルのウィンターカップ、そして来シーズンと、まだまだ慶應ラクロスは続いていきます。これからもどうぞ暖かい応援よろしくお願いします。
部員一同、来年こそ素晴らしい結果を残せるよう、これからも精一杯精進していきます。
すべては日本一のために。
吉野 大樹(経済 2年)
