春期間始動

2012年2月6日(月)。約一ヶ月のオフ期間が終了し、日吉キャンパスにてキックオフミーティングが行われました。五月の早慶戦までの春期間がついに始動しました。

春期間の主将である山下圭(経済新三年)、また、春幹部の石黒啓介(商新三年)、岡本遼也(経済新三年)、小鹿健(法政新三年)、中村大樹(経済新三年)がそれぞれ挨拶を行い新体制でのスタートを切りました。就職活動を行う新四年生に代わり、新三年生が中心となって活動していきます。新三年生・新二年生全員が一つとなって練習に励み、春期間を乗り越えて行きたいと思います。

応援よろしくお願いします。

文学部 新二年 桑原崇圭

2011年 練習納め

12月25日(日)、大井第一球技場にて2011年最後の練習が行われました。約二時間と短い練習時間でしたが、各選手集中し、積極的にプレーしていました。

これよりチームは約一か月の試験休みの後、春期間に入ります。春期間とは試験後の二月から五月の早慶戦までの間、就職活動によりチームを離れる新四年生に代わり新三年生が中心となり活動を行っていく期間のことです。その春期間に先立ち、練習後に2012年度主将である相川駿(法3)より春期間の主将を務める山下圭(経2)が部員の前で発表され、春期間の抱負について挨拶を行いました。

この日の活動をもって2011年の正規の活動は終了となります。本年度は震災などにより思うように活動できなかった面もありましたが、監督・コーチ陣やOBの方々の尽力、そして何よりも慶應義塾大学男子ラクロス倶楽部を日頃から応援してくださっているみなさまのおかげで無事活動を終えることが出来ました。本当にありがとうございました。

来年度も、暖かい応援のほどよろしくお願いします。

一年 奈良

2011年度新人戦 ウインターステージ決勝トーナメント

12月17日冬晴れの空の下、フレッシュマンのチームであるアーセナルは2011年度慶應ラクロス最後の公式戦である新人戦ウインターステージに出場しました。

3日と10日に行われた予選を勝ち残った16チームが集った駒沢補助競技場は冬本番の気温とはうらはらに優勝を目指す熱気に満ちており、Eグループ1位として出場した慶應は初戦でDグループ2位の関東学院・電通・ICUの合同チームと対戦することとなりました。1度負けたら敗退、さらにアーセナルとしての活動が終わりチームが解散してしまうというプレッシャーの中優勝に向けて勢いをつけるべく各選手がそれぞれ集中して試合に臨みました。

11:30vs関東学院・電通・ICU FO

最初のフェイスオフの方向が逆で始まってしまうというハプニングから試合がスタート。相手にボールをキープされてしまうも相手のミスからオフェンスに転じた慶應はファーストシュートを打ち流れを取り戻すと、次のプレーで木島がショットしスコア、先制点を得ました。その後は両者ともミスが続き得点が入らずスコアは1-0のまま5分ほど時間が過ぎていきましたが、セットした状況からAT林の1on1で得点した後はMF伊藤、MF猪野が立て続けにスコアをいれ4-0で前半を折り返しました。

後半は前半の勢いをそのままに開始早々相手のパスミスから前田ー木島と素早くつなぎ慶應の目指していた形での得点。ペースを掴んだ慶應はDF奈良のシュートや積極的なディフェンスからの木島ー前田の連携で得点を重ね試合終了、8対0で完封し準々決勝へとコマを進めました。一日を占う初戦で自分たちのやりたいラクロスができ、また予選での課題であった序盤の流れの悪さを改善できたためとてもいい形で流れに乗ることが出来ました。

試合後は体のケアをしながら勝ち上がったら戦うであろうチームの試合を見て対策を考えるなど次の試合に向けての準備に余念がなく、先週の予選と違い試合の間が3時間ほど空いてしまう中で気持ちを切らさずに次の試合に臨みました。

14:40 vs武蔵 FO

事前のスカウティングなどによりこの試合を一つのキーポイントに位置づけていたため序盤から緊張感がある試合となりましたが、前半1分G田浦のファインセーブをきっかけに猪野からパスを受けた木島が一人で運び相手を抜いてシュートし得点。1-0でリードするもそれ以降は相手に攻め込まれ守る時間が続きました。しかしDF大澤のパスカットでボールを取ると速い展開でオフェンスに転じ石塚のカットインでスコア、待望の追加点を得たところでまたすぐさま速攻かた伊藤の得点でリードを3点に広げました。試合の展開が早くなってきたこの時間帯は相手のハーフフィールドオフェンスで1点を返されるものの次のプレーで守永のカットインで得点します。しかしその後は相手の攻める時間が長く、耐えるもハーフフィールドから失点してしまいまたリードが縮められてしまいました。さらに流れが悪くなってきたところで慶應がファールをして相手にフリーシュートを与えてしまいます。武蔵はこれを確実に決めて4-3となってしまいますが前半終了間際にハーフフィールドオフェンスから伊藤のカットインで得点、相手に行きかけた流れを引き戻してハーフタイムを迎えました。

後半は3分間お互いに得点がない中で武蔵が速攻からのスコアで試合を動かし、ボールの展開が早くなってきたところで林のシュートで慶應も後半初得点、リードを守ります。しかし武蔵のゴール、さらに慶應のオフサイドからのフリーシュートでゴールを許し後半4分を残して同点まで追いつかれてしまいまい、さらに相手の攻撃により危ない場面が続くものの飛び出した木島から伊藤にボールが渡り勝ち越し点を決めました。その後に猪野が2点を追加、試合終了直前にも伊藤のランニングからシュートが決まり10-7で勝ちを収めることができました。

16:40 vs立教 FO

過去アーセナルとして臨んだサマー、フルフィールド大会においてことごとく跳ね返されてきたベスト4の壁。試合を重ねて疲労がたまっていく厳しい状況の中での準決勝が始まりました。相手は強豪を倒し勝ち上がってきた立教大学。1回戦2回戦の試合を見て相手の強さを感じていたため各々が自分のやるべきことを考えて臨んだこの試合。FOは勝ったものの序盤の浮足立った状態を突かれ開始1分で先制されてしまいました。失点後慶應ボールのリスタートから素早い切り替えでキャプテン猪野がシュートを入れるも直前にオフィシャルタイムアウトを取られていたためスコアは認められず幻のゴールに。決勝トーナメントにおいて初めて追う展開となった慶應は悪い流れを断ち切ることができずオフサイドの反則から相手にフリーシュートを与えてしまいます。しかしG田浦が相手のシュートをファインセーブ、このピンチ凌ぎ逆にベンチは反撃ムードに。チェイスからの速攻で猪野がスコアを決めまずは同点に追いつき流れに乗った慶應はクリースへのパスからシュートという得意なパターンでの得点で勝ち越し、さらに次のオフェンスで相手のファールからフリーシュートをもらいます。これを木島が確実に決めリードを2点とするとDFから積極的にプレッシャーをかけて敵陣でボールを奪いすぐさま得点。4-1で試合を折り返しました。後半も慶應ペースで進み伊藤がゴールを決めますが相手にひとりで運ばれ1点を返されてしまいます。また相手ファールによるフリーシュートを決めることが出来ずいやな展開の中で相手のシュートはポストに当たって外れ逆に慶應のチャンスとなり木島がスコア。運も味方するとその後はG田浦がセーブし続け相手の勢いを止めるとオフェンスでは2点を重ね試合終了。8-2で勝利しついに決勝の舞台に立てることになりました。

17:30  vs早稲田 FO

日が暮れて気温も下がってきたため長めに体を温めて万全の状態を作ってのグラントイン。初めての決勝戦で初めて行うナイターでの試合、相手はサマー王者早稲田。早慶戦ということで注目され多くの人が応援や観戦をしてくれる中で行えるアーセナル最後の16分間。キャプテン猪野を中心に全員で気持ちを上げると試合開始。FOは高橋譲之進 から石塚のグラボというお決まりの形で始まった試合は決勝戦にふさわしい激しさと緊迫感があり無得点が続きましたが拮抗を破ったのは慶應でした。G田浦のセーブからボールを得た慶應は木島からクリースの前田にパスを入れてスコア、先制。しかし早稲田は流れを手放すことはなく激しいディフェンスと卓越した個人技で対抗しまた長い間両者無得点の時間が続きました。が、ここでも試合を動かしたのは慶應。シュートを立て続けにセーブしていた田浦が危機的なシュートを止めると切り替えて飛び出した木島にパス、これをワンタイミングで守永に出しスコア。練習してきた理想的なゴールで2点目を入れました。これに対し早稲田もすぐさま反撃し1点差に縮めると慶應のファールによりフリーシュートを得ます。しかしこの決定的な場面を田浦がセーブ、リードを守りきり前半を終えました。後半の入りは慶應ペースで相手のパスミスから猪野の速攻で得点3-1とするとさらに猪野が相手ゴーリーのパスをカットし無人のゴールへシュート。が、流れに乗ったと思った矢先にフリーシュートで失点、またもうひとつ失点してしまい1点差に迫られてしまいました。ここから激しい点の取り合いになり3分間で合わせて5点が入り6-6の同点になってしまいますがラスト1分で奈良が得点し勝ち越し。このまま試合が終わり念願の優勝を勝ち取ることができました。

アーセナル結成当初から目標にしていた優勝を最後に達成することができて言葉にできない思いでいっぱいでした。みんなで泣いてみんなで喜べるあの瞬間を味わうためにこれからも練習に励んでいきたいと思います。

最後になりましたがこのような結果を残すことができたのは周りの方々の支えがあったからだと思っています。OB、OGや関係者の方々に深く感謝いたします。

この大会で2011年のシーズンは終わりましたが、2012年体制のチームはすでに始動しています。日本一という目標を達成するため精進していきますのでこれからも慶應ラクロス部への応援よろしくお願いします

 

1年 加藤

12 KEIOLAX 始動! ”新スローガンは「Prove」”

11月21日(月)、2011年度慶應義塾大学体育会ラクロス部は始動しました。

初日はキックオフミーティングが日吉キャンパスにて行われました。
今年度、主将は相川(法法新4年)、副将は田中(法政新4年)と廣田(商新4年)、主務が斉木(経済新4年)、副務が北村(文新3年)という体制になります。

今年度のスローガンは“Prove”
このスローガンは、各部員が最大の努力をもって全日本選手権優勝という目標を達成し、そして真に日本ラクロス界の頂点に立ち、導いていくべき存在は慶應でたるということを『証明する』。それと同時に、今年度慶應が優勝することで、残念な結果に終わってしまったこれまでのシーズンで先輩達と共にやってきたことが間違っていなかったことを『証明する』という意味が込められています。

また今シーズンから運営面では班活動で新しい動きがありました。例年通りの班にプラスして、新たにゼブラ班とイヤーブック班という2つの班が加わりました。ゼブラ班は審判の資格をもつ人が所属し、日々の練習からファールケアを徹底し、今までの試合での大きな敗因となったファールからのマンダウンを防ぐという役割があり、とても重要な班です。イヤーブック班は、アルバムや、写真、アゲ動画など、チームの記録や外に向けての慶應ラクロスの配信に関して重要な役割を担っています。その他の班も、例年の反省を生かし、日本一に貢献するためにどれも重要な役割を担っていきます。

この日主将の相川から部員へ日頃からすべての勝負に勝つことを強く意識しようという話がありました。これまでどこかこだわりきれていなかった面でもある勝負へのこだわり。全部員が日々の練習から勝負へこだわりを持ち、団結して高めあっていき、必ず全ての勝負に勝って慶應が日本一であるということをこれから証明していきます。
今シーズンも暖かい応援よろしくお願いします。

吉野大樹(経済新3年)

2011年度関東学生準決勝 vs早稲田

1年振りに進出したファイナル4の舞台。

Bブロックを2位で突破した慶應は、Aブロックを1位で突破した因縁の相手、早稲田大学との一戦に望みました。

朝一番の試合にも関わらず、たくさんの慶應ラクロス関係者の方が応援に駆けつけてくださいました。本当にありがとうございました。

早稲田大学は、今年5月の早慶戦では慶應の目指すラクロスが思うようにはまり、快勝することができた相手です。早稲田はリーグ戦初戦で一橋大学に負け、苦しみはしましたが、終わってみれば混戦のAブロックを1位で勝ち上がってきました。高い身体能力と個人能力を生かしたラクロスで相手をねじ伏せてきた昨年度学生関東、全日本王者。早慶戦では勝利はしたものの、非常に強いチームであり、難しい相手です。

それでも、目標である日本一のためには避けては通れない相手を前に、試合前からスカウティングやミーティング、練習と主将永島(法政 4年)やOFリーダー田中(法政 3年)、DFリーダー相川(法法 3年)を中心に勝つために万全の準備をしてきました。

2011年11月3日10時00分、運命のFO

試合は前半、慶應はオフェンスでもディフェンスでもどこか噛み合わず、いつも通りのプレーが出来ません。早稲田の個人技とパスを上手く織り交ぜたオフェンスで得点を重ねられてしまいます。オフェンス面でもオンボールの極めて強い早稲田ディフェンスと、反応が素晴らしく良いゴーリーを相手になかなかゴールへの活路を見いだすことが出来ません。前半終了間際になんとか1点は返すものの、結局2Qを終えて1ー8と大きく引き離されて後半へ。

しかし、苦しい展開ですが、絶対に諦めずに苦しい時こそAll Out 出来るのが今年の慶應です。

3Qに入り、ハーフタイムにクロスチェックにより得たエキストラマンオフェンスで序盤に1点を返すと、徐々に波に乗って行きます。3Qが終わり、3ー9と徐々に差を詰めると、4Qに入り、ついに慶應が本領を発揮します。ディフェンスではプレスで何度も相手をつぶし、オフェンスの機会を増やし、早稲田にオフェンスをさせません。流れは完全に慶應ペースとなりました。ここで慶應オフェンスもついにベールを脱ぎます。4連続ゴールで残り6分、ついに2点差まで早稲田に詰め寄ります。しかし、ここから1ゴールが遠い。何度もチャンスを作り出すものの、早稲田の死に物狂いな守備の前に、なかなかゴールを奪うことが出来ません。そして前掛かりになった慶應ディフェンスの裏をつかれ、追加点を許してしまい、万事休す。結局、7ー10で敗れてしまいました。

日本一を掲げて始まった2011慶應義塾大学男子ラクロス部は、ファイナル4敗退という結果をもって終わってしまいました。これまで、数多くのOB、OGの方々に大変お世話になり、多大なるご迷惑もおかけしました。貴重な時間を割いて後輩である私達の試合を見に来て下さった方々、どこかで慶應ラクロスを気にしてくださった方々、見えない所で沢山の協力をして下さった方々、そして家族や両親など、本当にたくさんの人達に支えられて私達はラクロスをすることが出来ているのだと、今シーズンを通して改めて確認することが出来ました。慶應ラクロスに関わるすべての方々に深い感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。

日本一という最高の形で感謝の気持ちを表すことが出来ず、悔しい気持ちで一杯です。今シーズンは終わってしまいましたが、アーセナルのウィンターカップ、そして来シーズンと、まだまだ慶應ラクロスは続いていきます。これからもどうぞ暖かい応援よろしくお願いします。
部員一同、来年こそ素晴らしい結果を残せるよう、これからも精一杯精進していきます。

すべては日本一のために。

吉野 大樹(経済 2年)